今日の映画キロク#19
日本で一番悪い奴ら
実際の人物の話を元にしたフィクション映画。
綾野剛主演作で、ずっと前から観たかった。
綾野剛の演技、魅せてくれますね…!
この内容は、北海道警察になった主人公が叩き込まれてドップリと社会の闇にハマっていく話。
当時、まだ子供でしたが昭和の時代はつい最近の事だと思ってしまいます。
でもこの頃の世の中はそんなことになってるとは。
良いのも悪いのも混じってる、そんな時代だったものね。
そして、ぶっちゃけ自由だった。
ネットもない時代だったから、うちらは考えてバカやって遊んでました。
それが楽しかった。
今はネットが蔓延って、何かあるとすぐに言いふらされてコレがダメアレがダメって規制かかるし規制ではない所も注目浴びて規制規制。
つまらん世の中になりました。
今の世の中は、みんな何も考えてない。
考えないくせに人がどうこう…とか頭ごなしに貶して、晒して、人の醜さだけが蔓延る社会になっている。
今の子供達って、本当にバカやって遊ぶことがくだらない行為だ、バカだと決めつけてる気がします。
でもこのバカを私が子供だった時期にやっていたからこそ、自分の考えを持つ力、めげずに立ち向かう力が養われたんだと思えます。
もしかして、子供の時に遊ばず、バカって思えるような遊びもしてない。そんな人達は、もしかしてこの映画見て、驚くことがあるかも。
でも昭和の時代は生きてきた人には別に…という感じかも。あぁ、あの裏でそんなことがあったのか。という感じではあるとは思うけど。
そういえば、小学生の時、『ほけんだより』という保健係が毎月、わら半紙で出すお便りがあったんだけど、
今思えば大問題になりかねんあるテーマで出してたことをよく覚えている。
『麻薬のやり方』
スプーンに粉を乗せ、アルコールランプ(小中学校の授業でよく使うやつ)で熱し、液体状になったものを…以下略。
詳しくは書けないけど、吸うやり方まで書いてあった気がする。
いやいやいや、、、、ダメでしょ!!
完全ッッッにアウトでしょ!!
アウトデラックスお蔵入りでしょ!!!!
いやいやどーして先生も指摘しなかったんだろううううう!!
その時、へぇ〜。とか、そーなんだー。みたいな軽い気持ちしかなかったものの、大人になってあらゆる映画を見ていくうちに、やっぱりドラッグの映画は数本みたあとで、、あれ?そーいえば……!!!Σ(゚д゚lll)
って思い出しまして……。
その時の『ほけんだより』には、
だから麻薬は怖い!からやってはいけないんだよみたいな感じで書かれていたんだけど。
それ自体が、『やってはいけない!』
ほんと、今こんな『ほけんだより』があったら、PTAも動いちゃうだろうし、親御さんからも苦情くるし、大問題になってると思う。。。
だから昭和って時代は謂わば、なんでもありな時代だったんだと思う。