今日の映画キロク #9
ゲームを実写化!・・・この言葉で実際映画化した映画で成功か、墜ちるかは視聴者に託されている。
という結構当たり前でもあるけど、それがシビアであるということを忘れてはいけない・・・・・。(ん?だから?)
今日の映画はこれだっ!『アサシン クリード』
アサクリ歴代、どの時代を実写化したんだろうね?多分、テンプル騎士団とか名前が出てきたから初代の方なのだろうううう?って思って観たんだけど
もはやゲームの実写化というのは戯れ言で、実際はまったく別物として映画は観た方がいいって事でした。
初代のアサグリは今プレイ中なので話の内容しか知らないんだけど、多分ゲームやってても最初っから話はチンプンカンプンで、ゲーム未プレイな人だったらもっとチチンププンカンプンなんだろうううな!
ってのが今回の感想です。
でも、これを1つのゲームとは無関係な独立した映画と観れば、結構楽しめました。
観る人によれば、大分「なんじゃこりゃ?」感があったと評価されているけど、まさにその通り!・・・なんだけど、私は楽しめちゃったんだよなァ。
アクションも良かったと思う。昔、『ヤマカシ』ってビルからビルをジャンプして飛ぶフランス映画があったけどそれを中世風にしたような感じ。
初代の操作のムツカシイ(重力のある)跳び方とか、にっちもさっちもいかない操作感があって、映画の中で俳優さんたちが逃げるシーンは重たい衣装を着て飛び回るシーンと重なるもんがあったなァ。
今のアサクリはオープンワールドにもなって広大なマップと操作もだいぶ楽になったので、もっと自由に飛び回れるんじゃないかと思っちゃうんだけど、中世の狭い建物内を彼らがアサシンとして生き抜いてきた巧みな技と自分の持てる体力と運を使って、どう敵を欺き逃げ延びてきたかが、映画の中で描けているなァなんて勝手に解釈しちゃったんですけど・・・こんな深い読みは思い込みですかね・・・?
歴代ファンの人がこのレビュー見たら、『思い込み』って札をあの有名昼番組「いいとも!」の時のように挙げるかもしれないんだけど・・・笑
中世ヨーロッパが結構好きなので、昔は雑で埃っぽくて雑菌だらけの病気だらけで汚いイメージのある背景やらも中世建物の狭い通路やら、趣のある建物やらすんなりと受け入れて意外と楽しめちゃった。
あと、冒頭からイミフだったから、そこのところもう少しだけテロップ入れるなりナレーション入れるなり、少しの説明が欲しかったと思う。
ゲーム・アサクリの歴史は長いから、映画にするとなると、どこをざっくりとえぐって、どこを集中的に描くかが、大分重要になってくるし、やっぱり映画は収益得るために万人向けに作らなきゃ、
としたら観やすくわかりやすく、ってなるととても難しいんだろうなって思う。
でもそれを踏まえた上で承知した上で作ってるんだろうから・・・・なんて期待込めて観ると、ガックリ来てしまうかもしれない。ところどころに意味わからん箇所は多々あったな。
ゲームのアサクリは、ただ暗殺ゲームってわけじゃなくて、長いこと人を魅了し、ある力を讃え、その力に携わろうとしてきた物たちを狂わしてきたといういわくつきの物、所謂金玉があって、(敢えて言っておこう。kンタマではないのだよ金の玉だよ)それを2つの教団が必死こいて奪い合ってるっていう話。
だから長いこと歴史の中で、その強大な存在を血眼になって奪い合ってきてるから――――というゲームの設定知ってるから、映画の中でそんなにすんなりと手に入ってイインデスカィィィィ?!!!ってな、
展開にもなるし、その前に『イーグルダイブ』(橋の上から河へdive!!)キメるシーンがあるけど、その解説を敵がしてるっていうwww笑
なんでお前らがそれを知ってるんかィィィィィ!!!っていう、ツッコミどころあり。
そして最後は、『俺たちの戦いは、これからだ!』って終わる。続編に続く!っていう、・・・・あー(^_^;)あるある。そゆこと?どゆこと?みたいな感じで。
そして、本当に今アサクリ2が計画中らしい。
うーん、わし、正直なこと言うんやけど、正直やめておいた方がええと思うねん(唐突な関西弁
「1」は普通に楽しめてしもーたけど、世間的に評価は低いやん、このまま闇のまま終わっといたほうがええと・・・・思うねん。
ただ、個人的には楽しめたがな!!!!